@ 親と一緒に買い物に行く→・お金が「品物やサービスと引き換えになるもの」ということを認識する |
子供が初めてお金と接するとき、それはお母さんと買い物に行くときでしょう。 ごく幼いうちからベビーカーで連れられて子供は親との買い物に参加します。 では、どうすればよいのでしょうか
次に、子供がお金に親しめるゲームを紹介します。 |
A コインゲーム→・お金の種類を覚える |
子供のころお金を触っていると「汚いからさわっちゃだめ。」と言われたことはありませんか。お金は本当に汚いのでしょうか。私たちの手に届くまでお金が誰の手を、どのようにして渡ってきたのかが分かればかなり面白い話です。いいことに使われたお金か、賄賂や賭博で使われたのか、有名人が触ったかもしれないし、遠くの土地から来たのかもしれません。お金は色んな人が触っているからバイ菌だらけで汚いというのでしょう。たしかに、お金を沢山触ると手が真っ黒になります。では、毎日お金を触っている銀行の人たちは汚いものを触っていてさぞいやなことだと、思いますか?そんなことないはずです。お金を触ったあとにちゃんと手を洗えばいいだけのことです。 コインゲーム 子供は本物が大好きです。特に穴のあいたお金は世界でも珍しいし、子供も興味津々いです。お金を触った後、手をなかなか洗わないようなら、手のにおいを嗅がせてあげると、金臭くて洗う気になるでしょう。 |
B 買い物ごっこ(初級編)→・経験してみる |
@ まず、買い物ごっこで使うお金を作ります。ボール紙や牛乳の蓋を使います。すべて硬貨をつくります。コインゲームにでてきた種類です。子供が扱いやすいように実物よりも大きく作ります。 A 家の中にあるものおもちゃ、絵本、子供用の服、など使います。子供に見えやすいように並べ、値段をつけます。こどもに分かりやすいように「10円、50円」といった数字にします。大きな数字でひとつひとつ紙に書いて売る商品に貼り付けたりします。この時、貼っても剥がせるタイプのシールを使うといいでしょう。 C 品物を入れる袋も用意します。子供に袋を持たせて買いにくるようにします。 店の人と買いにくる人に分かれて買い物ごっこをします。また、入れ替わって、子供を店の人にしてもやってみましょう。 この買い物ごっこで大切な色んなことを学ぶことができます。以下はちょっとしたシミュレーション。 子: 「いらっしゃいませ」 |
参考文献 : 「お金は木にならない」ニール・S・ゴドフリー |
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